渡良瀬川において、草木ダムの貯水量の回復に伴い、9月24日(月)17時より取水制限を10%から0%に一時緩和しておりましたが、9月30日の台風17号により、草木ダム上流域では98mmの降雨があり、貯水量が平年並みに回復しております。
これにより、「渡良瀬川利水者懇談会」及び「渡良瀬川水利使用調整連絡協議会」会員への合意を図り、10月3日(水)10時に取水制限を全面解除します。また、渡良瀬川河川事務所では、取水制限の解除に伴い、渇水対策支部を廃止します。
草木ダム上流域の9月の降水量187mm、平年比93%、草木ダムの貯水量(10月3日8時現在)3,387万m3(貯水率67.1%、 平年比118%)
記者発表資料(関東地方整備局)「国土交通省関東地方整備局渇水対策本部 取水制限(渇水体制)解除について」 [PDF:706 KB]
渡良瀬川渇水対策支部は、9月1日(土)9時より、10%の取水制限を実施していましたが、9月22日(土)~23日(日)にかけて、渡良瀬川流域全体で降雨があり、一時的に河川流況が好転することが見込まれるため、本日(24日)17時より取水制限を緩和します。
なお、ダム貯水率は抜本的な改善状況にはないため、引き続き日常生活においても、「風呂水の有効利用」、「水の流し放しはしない」等、限りある水資源の有効利用のため、節水にご協力をお願い致します。
記者発表資料(関東地方整備局)「国土交通省関東地方整備局渇水対策本部 取水制限緩和への移行について」 [PDF:710 KB]
渡良瀬川渇水対策支部は、9月11日9時00分に警戒体制から緊急(非常)体制に移行します。
利根川上流ダム群は、7月末からの少雨の影響を受け、貯水量が著しく低下している状態が続いており、9月10日0時現在の利根川上流8ダムの貯水量は、1億3,332万m3、貯水率39%、平年比52%まで減少し、貯水量が好転するような降雨が期待できず、利根川水系において9月11日9時より10%の取水制限を実施することから、渡良瀬川渇水対策支部においても、同時に緊急(非常)体制に移行します。
記者発表資料(関東地方整備局)「国土交通省関東地方整備局渇水対策本部緊急体制への移行について」 [PDF:184 KB]
渡良瀬川渇水対策支部は、9月1日9時00分に準備体制から警戒体制に移行します。
8月31日開催の「渡良瀬川利水者懇談会」及び「渡良瀬川水利使用調整連絡協議議」において、9月1日9時から渡良瀬川における10%の取水制限が決定されており、予定どおり実施することから、渡良瀬川渇水対策支部は準備体制から警戒体制に移行します。
記者発表資料「渡良瀬川の取水制限について」 [PDF:80 KB]
記者発表資料「渇水対策に向けた渡良瀬川利水者懇談会及び水利使用調整連絡協議会の開催について」 [PDF:3910 KB]
渡良瀬川河川事務所は、8月31日8時30分に渇水対策支部を設置し、準備体制に入りました。
8月の藤岡上流域雨量は、平年値234mmに対し、30日現在49mmで、平年の21%となっています。
草木ダムの貯水量は、30日9時現在1,368万m3で、7月1日からの夏期制限貯水量3,050万m3に対し、貯水率44.9%です。
今後の気象状況によっては、草木ダムの貯水量はさらに低減し、渡良瀬川の流況悪化が予想されます。