かわづくり
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わたらせ川を知ろう
渡良瀬川に住む生きものたち ~鳥~
渡良瀬川には、現在およそ90種類の鳥がすんでいます。(2007年調査)
上流では、オオタカやオオワシなどの大きな鳥が見られます。
中・下流では、サギ類が多く、広い河川敷にはオオヨシキリやセッカも見られます。
沼など流れがよどんだ所ではカモ類などのわたり鳥が見られます。
オオワシ
大きな木の枝や岩のかべに巣を作る。
冬になると北の方からとんでくるわたり鳥。
渡良瀬川で一番大きな鳥。ヤマセミ
流れのはやい水辺にすみ、イワナやヤマメなどを食べる。
木の枝などから魚をねらい、水に急降下してつかまえる。カワセミ
水辺の近くにすみ、巣は土のがけに穴をほってつくる。
木の枝などから魚をねらい、水に急降下してつかまえるので「かりの名人」と呼ばれている。ダイサギ
広々した田んぼや川、沼などにいる。
魚やカエル、こん虫などを食べる。ハクチョウ
えさはアシなどの水草の根やくき。
くちばしの黄色い部分が大きいものがオオハクチョウ。小さいものがコハクチョウ。
多々良沼には毎年冬に100羽以上わたってくる。オオヨシキリ
夏に南西の方からやってくるわたり鳥。
ヨシ原に夫婦ですみ、ふかいおわん型の巣をつくる。
おもに昆虫を食べる。