国土交通省 関東地方整備局 首都国道事務所
首都国道事務所ホーム > 維持管理(国道298号) > 防災対策

維持管理(国道298号)

  • 防災対策

    道路啓開計画(八方向作戦)

    首都直下地震が発生した場合、都心部では、放置車両、道路施設の損傷等による幹線道路の深刻な渋滞等が発生し、緊急車両の移動が阻害されるおそれがあります。
    そのため関係機関が連携し、発災後の速やかな道路啓開を実施すべく、「首都直下地震道路啓開計画(改訂版)」(八方向作戦)が平成28年6月に策定され、大規模災害に備える取り組みを進めています。

    【「八方向作戦」と「道路啓開」とは】
    都心23区内で震度6強以上の地震(以下、「首都直下地震」という。)が発生した場合に、全国各方面からのアクセスが可能となるよう、放射方向の道路を活用し、都心に向けた八方向(八方位)毎に優先啓開ルートを設定して、郊外から一斉に道路啓開(道路上の障害を取り除き、緊急車両の通行が可能となるようにすること)を進行する作戦です。
    各道路管理者が連携・協力のもと、八方向毎に、高速道路、国道、都道の被害が少ない区間を交互に利用する(いわゆるあみだ状に組み合わせる)ことにより、少なくとも都心へ向かう1車線及び都心から郊外へ向かう1車線(合計2車線)を緊急に確保することで、より短時間で必要な路線を啓開していきます。
    八方向作戦では、道路啓開がその後の消火活動や救命・救助活動、緊急物資の輸送等を支えるとともに、人命救助の72時間の壁を意識しつつ、発災後48時間以内に各方向最低1ルートは道路啓開を完了することを目標としています。

    参照:首都直下地震道路啓開計画(八方向作戦)(関東地方整備局)[外部サイト]

    【首都国道事務所の道路啓開担当路線】
    「首都直下地震道路啓開計画(改訂版)」(八方向作戦)のうち、首都国道事務所では、北東方向の道路啓開を担当(主に国道6号及び国道14号)する責任啓開事務所となっており、実行可能な体制の拡充に努めていきます。

    八方向作戦
国土交通省 関東地方整備局 首都国道事務所
〒271-0072 千葉県松戸市竹ヶ花86
TEL:047 (362) 4111(代表)