災害情報
荒川上流水質事故災害対策支部は、12月27日16時00分「注意体制」を解除し支部を解散します。
解説
・発生元と思われる箇所からの流出防止措置がなされたこと。
・発生元から汚濁水が流入した鴨田農業集落排水処理施設(以下「施設」という。)の対策費として12月21日(火)に川越市の補正予算(8,385万円)が成立し、年度内に汚染汚泥等の処理、管路の洗浄等を行い、河川への流出防止措置が行われること。
・施設からの排水についても環境基準値(0.02mg/L)以下での排水を目標とした排水対策を実施していること。
・流下した区間(本川←入間川←麦生川←八幡川←鴨田農業集落排水施設←発生元)の各測定地点において、基準値以下もしく未検出となっていること。
・荒上が設置した対策工の撤去が12月27日13時15分に終了したこと。
※上記対策により、河川への汚濁物質の流出が環境基準値以下で管理されていることが確認されたため、荒川上流河川事務所(支部)は連絡体制確保し注意体制を解除する。
荒川上流河川事務所は、12月4日11時頃、入間川支川麦生川における検査結果で環境基準値(0.02mg/l)を超える0.68mg/lのジクロロメタンを検出したことから、
12月4日13時00分に水質事故災害対策支部を設置し、注意体制に入り、情報収集にあたっています。