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地域づくり

  • 日本風景街道関東

    関東の風景街道

    関東第12号 南房総・花海街道

    中心となる道路の名称及び道路管理者

    ・名称
    国道127号、国道410号、国道128号、一般県道南安房公園線、主要地方道鴨川保田線
    ・道路管理者
    国土交通省、千葉県

    風景街道の範囲と風景街道内の地域資源

    和田浦海水浴場海岸 和田浦海水浴場海岸活動エリア

    風景街道の範囲
    国道127号、国道410号、国道128号、一般県道南安房公園線、主要地方道鴨川保田線を中心とした千葉県安房郡鋸南町、館山市、南房総市、鴨川市のエリア

    景観資源
    ・鋸山(石切場として利用されてきた面影が所々に残る標高329.5メートル の北の玄関口)
    ・大山千枚田(「日本の棚田百選」、日本の原風景ともいえる里山の景観)
    ・房総フラワーライン(「日本の道100選」に選ばれている花の道)
    など、11件

    自然資源
    ・水仙ロード(可憐な白い花が続き、1月から2月にかけて多数のハイカーが訪れる)
    ・花嫁街道(その昔、山から海へと嫁ぐ花嫁が歩いたといわれる街道)
    ・和田浦海水浴場海岸(環境省の「快水浴百選」に選定されている)
    など、10件

    歴史資源
    ・安房神社(安房を開いた天富命が祖神天太玉命を祀って創設された神社)
    ・誕生寺(日蓮宗の開祖、日蓮聖人生誕を記念して創建。世界一の鬼瓦や珍しいタイのお墓など)
    ・高家神社(日本で唯一の「料理の神様」をまつる「たかべじんじゃ」。全国から料理人が参拝に訪れる)
    など、13件

    文化資源
    ・やわたんまち(安房国の総社、鶴谷八幡宮を舞台に繰り広げられる、安房地方最大の祭礼)
    ・花火大会(夏の夜空を彩る花火大会。海上で打ち上げられる水中花火の迫力は圧巻)
    ・南房総フラワーマーチ(潮風に誘われて、ハイカーに人気の歩け歩け大会。例年5,000 人以上が参加)
    など、21件

    体験・交流資源
    ・里海体験(貝殻や流木に出逢えるビーチコーミング)
    ・里山体験(びわ狩り、みかん狩り、イチゴ狩りなどの収穫体験)
    ・みんなみの里(嶺岡山の麓、緑豊かな長狭の山あいにある都市と農村の交流施設)
    など、6件

    施設・情報資源
    ・道の駅(南房総地域に10箇所の道の駅が存在)
    ・菱川師宜記念館(「見返り美人」の作品で有名な江戸時代の浮世絵師・菱川師宜の記念館)
    ・温泉(地域内に4つの温泉組合が存在)
    など、17件

    活動エリア

    活動目的及び活動内容

    活動目的:市民とNPOとの連携による観光まちづくりと景観保全
    房総半島の南端に位置している南房総地域には、「関東の富士見百景」「東京湾百選」「ちば眺望100景」などに選定された、全国的にも誇れる、豊富な地域資源が数多く存在する。一方地域内には、たてやま・コミュニティビジネス研究会(CB研究会、市内NPO法人の連携組織で「館山市観光プロモーション協議会」加盟団体)などに代表される多彩な市民NPOがあり、こうした豊かな地域資源を背景にして、創造性に溢れた、独自の活動を積極的に展開している。そこで今後は、それぞれの民間活力を企業・学校・行政などと有機的に結合しながら3市1町の広域連携を進めるとともに、観光と自然環境がともに支え合う仕組みづくりや新たな旅行形態(ニューツーリズム)の創出により、観光振興を図り、地域活性化につなげていくことを活動の大きな目的とする。
    また、恵まれた景観(原風景)を次世代に伝えていくために、これまでの環境美化活動の拡充を図るとともに、街道周辺の看板設置などハード整備を推進していく。

    活動内容
    ・南房総地域の広域連携
    さまざまな観光情報を集約した総合的なデータベースを構築し、QRコードの活用、広域マップの作成、モデルコースの設定などによって、観光地を巡りやすい最新の情報を入手できる手法の検証。また、自動車旅行に対する情報提供システムの構築、エリア内の道の駅と連携しながら、地域資源を活用した誘客を促進。

    ・ニューツーリズムの創出と人材育成
    房州寿し、花料理、クジラ料理、おらが丼など地域の食材を活かした食文化をテーマにした、新たな周遊プランの提案。また、花嫁街道などのウォーキングやハイキングのコース(自然資源)を背景に、「健康」と「環境」テーマにした宿泊プランを創出。
    さらに、こうした新しい旅行形態や自然体験活動に欠かせない、ガイドや語り部などの人材育成。

    ・地域ボランティアと企業の参加による環境美化活動
    地域ボランティア活動の継続、充実。宿泊業者や企業の参画による街道と周辺の自然資源(海岸、河川、森、田畑)を保全する取り組み。

    ・ハード整備
    統一ロゴの使用や分かり易く、優しいサインのあり方を検討、実践。建築物や企業のPR看板などの屋外広告物に対して、観光地に相応しい景観に必要な条例などの制度づくりを視野に入れ、活動を展開。市街地における電線の地中化にも取り組む。

    風景街道パートナーシップ

    名称:南房総・花海街道パートナーシップ
    代表者:森正一(館山市長)
    事務局:館山市役所経済観光部商工観光課
    パートナーシップを構成する組織

    【道路管理者以外の組織及び個人】社団法人鴨川市観光協会、鴨川市天津小湊観光協会、鯛のまちボランティアガイド協会、鴨川市生活環境整備推進連絡協議会、南房総市観光プロモーション協議会、安房道の駅連絡会、南房総市防災協力会、館山市観光プロモーション協議会、フラワーロード推進協議会、鋸南町観光協会、館山市、鴨川市、南房総市、鋸南町

    【道路管理者】国土交通省千葉国道事務所、千葉県

    活動内容

国土交通省 関東地方整備局 所在地 〒330-9724 埼玉県さいたま市中央区新都心2-1 さいたま新都心合同庁舎2号館電話:048(601)3151〔受付時間:8時30分から12時00分、13時00分から18時00分〕 FAX:048(600)1369