~交流拠点としての「道の駅」の有効活用/千曲川周辺の原風景を活かした景観づくり/にぎわいのある美しい道路空間の形成~
・目的
地域が全国に誇る里山の風景や沿道の花々によって彩られる「花街道(国道117号)」を中心に、美しい景観、豊かな自然を観光資源とした地域づくりとともに日本のふるさとを想わせる道路空間を創出する。
・方針
今も残る「日本の原風景」の恵みを地域の宝物として、観光振興や活力ある地域づくりに最大限有効活用した美しい道路空間づくりと地域コミュニティーの活動を推進する。
エリアA:南北を縦断する国道117号
エリアB:県道38号、北竜湖、小菅(修験の里)、福島棚田
エリアC:長野・新潟をまたぐ峠道(信越トレイルなど)
「花街道(約10キロメートル)」
4月下旬~10月までのあいださまざまな花々によって飾られる。
春:菜の花・桜並木の花々と残雪の山々と新緑の草木。
夏・秋:鮮やかな色彩を醸し出す花々によって美しい街道が形成される。
写真提供:活動団体
「菜の花公園」
菜の花公園には、5月初め、菜の花が咲く時期には10万人を超える来訪がある。
写真提供:活動団体
「福島棚田」
エリアの奥には、北竜湖・小菅(修験の里)、福島棚田といった日本の原風景をのぞむことができる。
写真提供:活動団体
「散策道:ロングトレイル」
長野・新潟をまたぐ峠道が「健康」「交流」「観光」の場として平成17年に整備。
写真提供:活動団体
「里山風景」
自然豊かな里山の風景や動植物と触れ合うことができる。
写真提供:活動団体
・花で彩る道づくり事業
花の植栽・植樹活動を中心に景観整備の継続。
景観ポイント遊歩道、自転車道、駐車場、休憩所等の整備。
地域ボランティアの協力による清掃活動の実施。
実施者:
花咲く会(小沼地区)信州菜の花地域ウェルカムプラン策定調査委員会
飯山市桜づつみ・飯山市フラワーロード(飯山市、市民団体)
道路管理者、河川管理者
写真提供:活動団体
・「北信州発」情報発信推進事業
3つの道の駅を拠点に、北信州の情報の共有と発信。
景観ロードマップの作成。
地元産特産物の販売、北信州産ブランド商品の研究 等。
実施者:
信州菜の花地域ウェルカムプラン策定調査委員会
「花の駅 千曲川」「ふるさと豊田」「信越 さかえ」
地元企業・組合
写真提供:活動団体
その他
・自然景観に配慮した観光・景観スポット整備事業
(景観診断の実施/屋外広告物の縮小・規制/観光、景観スポットを示す道サインの設置)
・峠道の復元整備事業
(枝道・峠道の整備/自然・環境保護に関する啓発活動/ガイドの育成/清掃活動の実施等)
・組織名称
北信州みちづくりパートナーシップ
・組織の役割
魅力ある北信州の観光地域づくりを実践している個々の団体がより強固に連携し、同じ目的に向かって活動が実施できる体制を構築すること。国道117号を主軸とした広域的な観光地域を広くPRすること。