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埼玉の道づくり

  • 新たな道路設計の必要性と複数案(ルート帯・主たる構造)の考え方

    ・『複数案の提示』では、核都市広域幹線道路の複数案(ルート帯・主たる構造)・評価項目案を設定し、地域のみなさまにお示しします。

    ・複数案(ルート帯・主たる構造)・評価項目案を設定するため、「道路計画の必要性」「複数案(ルート帯・主たる構造)の考え方」を整理しましたので、下記よりご確認ください。

    ■道路計画の必要性


    ・『課題・効果の把握』にて確定した「課題・目的」を踏まえ、「新たな道路整備の必要性」「道路種別」について確認しました。

    新たな道路整備の必要性

    ・『課題・効果の把握』にて確定した「課題・目的」を踏まえ、新たな道路整備の必要性を確認しました。

    ・確認の結果、新たな道路を整備しない場合では、渋滞や事故をはじめとした「課題・目的」を達成する見込みが低いことから、「新たな道路整備が必要である」と結論づけました。

    ・「新たな道路を整備しない案」は、複数案の設定において、比較評価のベースラインとして提示します。













     

    道路種別の検討

    ・『課題・効果の把握』で確定した「課題・目的」を踏まえ、核都市広域幹線道路(埼玉新都心線~東北道付近)の道路種別を確認しました。

    ・道路種別は、「自動車専用道路案」と「自動車専用道路以外の道路案」の2つを検討しました。

    ・確認の結果、 「自動車専用道路案」では渋滞や事故をはじめとした「課題・目的」を達成する見込みが期待できることが確認されました。

    ・核都市広域幹線道路に求められるサービスレベルは、埼玉県東西軸道路検討会(令和3年12月10日)のとおり、「自動車専用道路」として検討を進めます。















     

    ■複数案(ルート帯・主たる構造)の考え方




    ・『複数案の提示』では、核都市広域幹線道路(埼玉新都心線~東北道付近)の「ルート帯」と「主たる構造」について検討しました。

    「主たる構造の考え方」「配慮すべき地域の資源・事項」「ルート帯の考え方」は以下のとおりです。

    主たる構造の考え方

    ・『課題・効果の把握』で確定した「課題・目的」を踏まえ、核都市広域幹線道路(埼玉新都心線~東北道付近)の主たる構造を確認しました。

    ・複数案について、課題・目的を踏まえて、「現道拡幅案」「地下構造案」「高架構造案」の中から望ましい道路構造を検討しました。

    ・検討の結果、現道拡幅案では、現況に比べて、交通容量は増えるものの平面交差の数が変わらないため、政策目標に関わる課題・目的へ期待される効果が小さくなります。

    ・地下構造案では、埼玉新都心線が橋梁で東北道を効果構造で跨ぐため、サグ構造となり、渋滞緩和や事故減少への効果が小さくなります。

    ・高架構造案については、「営農・自然環境・景観」の観点で、田園風景のなかに橋梁が突出することで、景観的な違和感が生じてしまいますが、政策目標に関する課題・目的の達成が期待できます。

    ・核都市広域幹線道路の複数案は「高架構造」を主体とした道路として検討を進めます。










    配慮すべき地域の資源・事項

    ・核都市広域幹線道路(埼玉新都心線~東北道付近)の沿線地域には、環境等への配慮が必要な見沼田んぼをはじめ、住宅地が集中する地域や文化財、神社・仏閣、医療施設、文教施設等が点在します。

    ・終点部については、道路構造令の基準のほか、「産業集積拠点」の開発や「地下鉄7号線延伸の中間駅周辺地区開発」等の地域の開発計画を考慮し、IC・JCT位置を設定しました。


    ルート帯の考え方

    ・『課題・効果の把握』で確定した「課題・目的」に対して、「複数案の選定の視点」を設定し、複数案の検討を行いました。

    ・複数案(ルート帯・主たる構造)は次の条件を含む様々な観点を考慮して検討し、高架構造を主体とした自動車専用道路として、【案(1)北側ルート】と【案(2)南側ルート】を設定しました。

      常識的に明らかな非効率がないこと 

      法的な基準を満たしていること

      「課題・目的」に適合していること



    ・主たる構造については、求められるサービスレベルを満たし、地域への影響を抑えることを念頭に検討しました。

    ・今後、コミュニケーション活動を通じ、地域の皆さまの多くが重視すべきと考える評価項目案を、より満足するルート帯を選定します。






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