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埼玉の道づくり

  • 地域の交通特性・交通課題

     埼玉県圏央道以南地域では、様々な交通に関する課題(「渋滞」「事故」「医療連携」「災害」「観光」「生活環境」)が生じています。

    渋滞について

    • 外環道開通1年後の旅行速度は、川口JCT~三郷JCT間の速度低下が顕著であり、開通前に比べ約26%低下し、県平均(高速道路)に比べ約24%低い。開通3年後においても、県平均より約18%低く、同様の傾向。
    • 外環道開通1年後の渋滞損失時間は開通前より約3.4倍増加し、県平均(高速道路)の約2.5倍。開通2年後は県平均の約1.5倍、開通3年後は約1.7倍で同様の傾向。
     
    令和5年1月核都市広域幹線道路(埼玉新都心線~東北道付近)地元検討会資料より。
    渋滞について

    事故について

    • 埼玉新都心線~東北道付近は、人口密度が6,052人/km2と高く県平均の約3.2倍、発生集中交通量も92万トリッフ/100km2と最も多く県平均の約2.5倍となっている。
    • また、死傷事故率は約132.7件/億台キロと高く県平均の約1.6倍となっている。

    令和5年1月核都市広域幹線道路(埼玉新都心線~東北道付近)地元検討会資料より。
    事故

    医療連携について

    • さいたま市周辺の第三次救急医療施設は、さいたま市内に4箇所、越谷市、川口市、川越市、和光市に各1箇所存在。
    • 埼玉県の救急搬送人員は、平成23年から令和元年にかけて約1.2倍に増加しており、救急医療の重要性は高まっている。
    • さいたま市岩槻区や緑区の一部等では、第三次救急医療施設への救急搬送に時間を要している。

    令和5年1月核都市広域幹線道路(埼玉新都心線~東北道付近)地元検討会資料より。
    医療連携について

    災害について

    • 近年、埼玉県では風水害に見舞われており、さいたま市内でも平成26年や令和元年等に大規模な被害が発生。
    • さいたま市は、直下型地震や豪雨等の有事の際には家屋等の倒壊や河川氾濫による洪水等の被災が想定されている。
    • 防災拠点が集積するさいたま市中心部と南北方向に縦貫する第一次緊急輸送道路を結ぶ東西方向のネットワークが脆弱。

    令和5年1月核都市広域幹線道路(埼玉新都心線~東北道付近)地元検討会資料より。
    災害について

    観光について

    • さいたま市内の国道17号沿線付近には、国際会議場や寺社・仏閣、博物館等の主要な集客施設が集中するエリアが存在。
    • さいたま市の観光入込客数はH23からR1にかけて約3割増加。また、主要な集客施設が集中するエリアへの観光客は、約4割が自動車を利用し、さいたま市外や埼玉県外といった遠方からの利用も多い。
    • 東北道岩槻ICから当該エリアへのルート上は、休日に県平均未満の速度低下が発生し、イベント時は更なる速度低下が発生。
      ※主要な集客施設が集中するエリア:さいたま市大宮区、中央区、浦和区

    令和5年1月核都市広域幹線道路(埼玉新都心線~東北道付近)地元検討会資料より。
    観光について

    生活環境について

    • 見沼たんぼ周辺の生活道路は、通勤・通学時間帯等に抜け道として利用されている。
    • 抜け道を利用する交通のうち、約6割は見沼たんぼ周辺を通過しており、生活交通(地域内・内外)との錯綜が生じている。

    令和5年1月核都市広域幹線道路(埼玉新都心線~東北道付近)地元検討会資料より。
    生活環境について
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