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記者発表資料

2022年07月20日

  • 「R3国道20号明大前歩道橋下部工事」において、「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」、「間接工事費実績変更方式」、「見積活用方式」を試行します。併せて「余裕期間制度(フレックス)」、「難工事指定」を採用します。

    東京国道事務所

     工事発注において予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札のとりやめや不調が予想される工事について不調・不落対策を試行しております。
     今回発注する「R3国道20号明大前歩道橋下部工事」においては、「間接工事費実績変更式」、「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」、「見積活用方式」、「余裕期間制度(フレックス)」、「難工事指定」を試行・採用します。

    (1)「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」
     競争参加者が少数と見込まれる工事について、対象工事ごとに技術資料収集に係る公示資料の交付を受けて、競争参加希望者が参加表明確認申請書及び技術資料(参加要件は企業のみとして技術者要件を求めない。)を提出し、指名基準による選定を行い、指名された競争参加希望者により総合評価落札方式で落札者を決定するものです。

    (2)「間接工事費実績変更方式」
     安全費、運搬費、営繕費において、標準的な積算と実勢価格に乖離が生じることが予想されるため、その妥当性を確認のうえ実績により共通仮設費(率分)について変更する「間接工事費実績変更方式」を試行します。
     なお、総合評価は、災害活動実績を加算点としています。

    (3)「見積活用方式」
     本工事は、交通量が多い道路での分割施工を伴う工事であり、また構造物が近接した工事であるため、作業効率の低下が懸念されます。このため、入札者からの見積の提出を求め、その価格の妥当性を検証のうえ、予定価格に反映する「見積活用方式」を試行します。
     見積を求める工種は、標準的な積算と乖離が予定される工種より選定しています。

    (4)「余裕期間制度(フレックス)」
     受注者の円滑な工事施工体制の確保を図るため、事前に建設資材、労働者確保等の準備を行うことができる余裕期間を設定する制度です。

    (5)「難工事指定」
     工事を適切に完成させた場合、その後の発注工事における総合評価項目「難工事施工実績評価対象工事(試行)」を加点対象とする「難工事指定」を試行します。


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