2021年08月05日
品木ダム水質管理所
昨今、工事発注において予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由とし、入札のとりやめや不調となる工事が相次いでいることから不調・不落対策を試行しております。
今回発注する「R3品木ダム管理所発電設備更新工事」については、下記の試行を行います。
(1)「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」
競争参加者が少数と見込まれ、技術難易度が比較的低い工事について対象工事ごとに技術資料収集に係る工事資料の交付を受けて、競争参加希望者が参加表明確認申請書及び技術資料(参加要件は企業のみとして技術者要件を求めない。)を提出し、指名基準による選定を行い、指名された競争参加希望者により総合評価落札方式で落札者を決定するものです。なお、総合評価は、災害活動実績を加算点としています。
(2)「見積活用方式」
本工事は、設備の設置及び撤去において標準的な積算と実勢価格に乖離が生じることが予想されるため、入札参加者から見積の提出を求め、その価格の妥当性を検証のうえ、予定価格に反映する「見積活用方式」を試行します。
(3)「機器単体費の提示」
本工事では、「発電設備」に係わる機器単体費を歩掛見積参考資料に提示する試行を行います。
(4)「余裕期間制度(フレックス方式)」
受注者の円滑な工事施工体制の確保を図るため、事前に建設資材、労働者確保等の準備を行うことができる余裕期間を設定する制度です。
■入札公告概要、工事概要は、本文資料(PDF)を参照下さい。