2023年01月19日
大宮国道事務所
「R4国道17号深谷(5)外改良舗装工事」において、「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」を試行し、「施工箇所が点在する工事の積算」「難工事指定」「余裕期間制度(任意着手方式)」を採用します。
工事発注において、予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札の取り止めや不調が予測される工事について不調・不落対策を試行しております。
今回発注する「R4国道17号深谷(5)外改良舗装工事」については、以下のとおり不調・不落対策を採用します。
(1)「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」
競争参加者が少数と見込まれる工事について、対象工事ごとに技術資料収集に係る公示資料の交付を受けて、競争参加希望者が参加表明確認申請書及び技術資料(参加要件は企業のみとして技術者要件は求めない。)を提出し、指名基準による選定を行い、指名された競争参加希望者により総合評価落札方式で落札者を決定するものです。
(2)「施工箇所が点在する工事の積算」
施工箇所が点在することから、建設機械を運搬する費用や交通規制等がそれぞれの箇所で発生するなど、積算額と実際にかかる費用に乖離が考えられることから、箇所毎に共通仮設費、現場管理費の算出を行う「施工箇所が点在する工事の積算」を採用します。
(3)「難工事指定」
工事を適切に完成させた場合、その後の発注工事における総合評価項目「難工事施工実績評価対象工事(試行)」を加点対象とする「難工事指定」を採用します。
(4)「余裕期間制度(任意着手方式)」
発注者が示した工事着手期限までの間で、受注者は工事の始期を任意に設定することができる「余裕期間制度(任意着手方式)」を採用します。