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記者発表資料

2022年09月01日

  • 大宮国道事務所発注の橋梁補修工事において「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」を試行し、併せて「難工事指定」「施工箇所が点在する工事の積算」「余裕期間制度」を採用します。

    大宮国道事務所

     工事発注において予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札のとりやめや不調が予測される工事について不調・不落対策を試行、採用しております。
     今回発注するR4大宮国道管内橋梁補修工事は、標準的な積算と実勢価格に乖離が生じることが予想されるため、以下の(1)を試行、(2)~(4)を採用します。

    (1)「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」
     競争参加者が少数と見込まれ、対象工事ごとに技術資料収集に係る公示資料の交付を受けて、競争参加希望者が参加表明確認申請書及び技術資料(参加要件は企業のみとして技術者要件を求めない。)を提出し、指名基準による選定を行い、指名された競争参加希望者により総合評価落札方式で落札者を決定するものです。
     なお、総合評価は、災害活動実績及び賃上げの実施を加算点としています。

    (2)「難工事指定」
     本工事は、工事を適切に完成させた場合、その後の発注工事における総合評価項目「難工事施工実績評価対象工事(試行)」を加点対象とする「難工事指定」を採用します。

    (3)「施工箇所が点在する工事の積算」
     本工事は、施工箇所が点在することから、建設機械を運搬する費用や交通規制等がそれぞれの箇所で発生するなど、積算額と実際にかかる費用に乖離が考えられることから、箇所毎に共通仮設費、現場管理費の算出を行う「施工箇所が点在する工事の積算」を採用します。

    (4)「余裕期間制度(任意着手方式)」
     契約日から工事着手期限(令和4年11月1日)までの期間において、受注者が任意に工事着手日を選定できます。
     余裕期間内は、監理技術者の配置は要しません。また、余裕期間内は工事契約約款第11条に定める現場代理人の常駐を要しません。

  • 別紙・参考資料

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