2022年06月20日
大宮国道事務所
工事発注において予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札のとりやめや不調が予想される工事について、不調・不落対策を試行しています。
今回発注する「R4国道16号川越(2)外路面復旧工事」については、以下の(1)~(3)の不調・不落対策を採用します。
【不調・不落対策の採用】
(1)「施工箇所が点在する工事の積算」
施工箇所が点在することから、建設機械を運搬する費用や交通規制等がそれぞれの箇所で発生するなど、積算額と実際にかかる費用に乖離が考えられることから、箇所毎に共通仮設費、現場管理費の算出を行う「施工箇所が点在する工事の積算」を採用します。
(2)「難工事指定」
工事を適切に完成させた場合、その後の発注工事における総合評価項目「難工事施工実績評価対象工事(試行)」を加点対象とする「難工事指定」を採用します。
(3)「余裕期間制度(フレックス方式)」
受注者の円滑な工事施工体制の確保を図るため、事前に建設資材、労働者確保等の準備を行うことができる余裕期間を設定します。
受注者が工事の始期と終期を全体工期内で選定できる「余裕期間制度活用工事(フレックス方式)」を採用します。