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記者発表資料

2022年03月29日

  • 大宮国道事務所発注工事において「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」「見積活用方式」「難工事指定」を試行します。 併せて「施工箇所が点在する工事の積算」「余裕期間制度」を採用します。

    大宮国道事務所

     工事発注において予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札のとりやめや不調が予測される工事について不調・不落対策を試行しております。
     今回発注する下記対象工事は、標準的な積算と実勢価格に乖離が生じることが予想されるため、以下の(1)、(2)、(3)を試行、(4)(5)を採用します。
     【対象工事※工事の内容については、本文資料(PDF)別添の工事概要を参照して下さい。

    ○R4大宮・春日部国道出張所管内歩道橋補修工事
    【不調・不落対策】
    (1)「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」
     競争参加者が少数と見込まれる対象工事ごとに技術資料収集に係る公示資料の交付を受けて、競争参加希望者が参加表明確認申請書及び技術資料(参加要件は企業のみとして技術者要件を求めない。)を提出し、指名基準による選定を行い、指名された競争参加希望者により総合評価落札方式で落札者を決定するものです。
     なお、総合評価は、災害活動実績を加算点としています。
    (2)「見積活用方式」
     本工事は、交通量の多い現道上で、狭隘な施工ヤードに加え歩行者の安全を確保しながらの作業となることから、作業効率が低下することが懸念されます。
     このため入札者から見積の提出を求め、その価格の妥当性を検証のうえ、予定価格に反映する「見積活用方式」を試行します。見積を求める工種は、標準的な積算と乖離が予想される工種より選定しています。
    (3)「難工事指定」
     本工事は、工事を適切に完成させた場合、その後の発注工事における総合評価項目「難工事施工実績評価対象工事(試行)」を加点対象とする「難工事指定」を採用します。
    (4)「施工箇所が点在する工事の積算」
     本工事は、施工箇所が点在することから、建設機械を運搬する費用や交通規制等がそれぞれの箇所で発生するなど、積算額と実際にかかる費用に乖離が考えられることから、箇所毎に共通仮設費、現場管理費の算出を行う「施工箇所が点在する工事の積算」を採用します。
    (5)「余裕期間制度(任意着手方式)」
     契約日から工事着手期限(令和4年6月20日)までの期間において、受注者が任意に工事着手日を選定できます。
     余裕期間内は、監理技術者の配置は要しません。また、余裕期間内は工事契約約款第11条に定める現場代理人の常駐を要しません。

  • 別紙・参考資料

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