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記者発表資料

2022年03月11日

  • 大宮国道事務所発注の耐震補強工事において、「見積活用方式」、「難工事指定」の試行、併せて「余裕期間制度」を採用します。

    大宮国道事務所

     工事発注において予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札のとりやめや不調が予測される工事について不調・不落対策を試行しております。
     今回発注する下記対象工事は、標準的な積算と実勢価格に乖離が生じていることが想定されたため、以下の(1)(2)を試行、(3)を採用します。
    【対象工事】(※工事の概要は本文資料(PDF)別添の工事概要を参照してください。)
     ○R4国道17号笹目橋(上り)耐震補強工事
    【不調・不落対策の採用】
    (1)「見積活用方式」
     当該工事は、分割した鋼製の補強鋼板を下段から1ブロック毎に溶接し立ち上げなければならず、また、既設橋脚にテーパーがついているため、鋼板の立て込み及び溶接時に作業効率が低下することが懸念されます。
     このため入札者から見積の提出を求め、その価格の妥当性を検証のうえ、予定価格に反映する「見積活用方式」を試行します。
     見積を求める工種は、標準的な積算と乖離が予想される工種より選定しています。
    (2)「難工事指定」
     工事を適切に完成させた場合、その後の発注工事における総合評価項目「難工事施工実績評価対象工事(試行)」を加点対象とする「難工事指定」を試行します。
    (3)「余裕期間制度(発注者指定方式)」
     受注者の円滑な工事施工体制の確保を図るため、事前に建設資材、労働者確保等の準備を行うことができる余裕期間を設定した工事です。
     余裕期間内は、主任(監理)技術者の配置を要しません。また、現場に搬入しない資材等の準備を行うことができ、資材の搬入、仮設物の設置等の工事の着手を行ってはいけません。なお、余裕期間内に行う準備は受注者の責により行うものです。

  • 別紙・参考資料

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