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記者発表資料

2021年01月13日

  • 長野国道事務所発注工事において「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」「見積活用方式」「余裕期間制度」を試行します。併せて「難工事指定」「施工箇所が点在する積算方法」を採用します。

    長野国道事務所

     工事発注において、予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札のとりやめや不調が予測される工事について不調・不落対策を試行しております。

     今回発注する「R2国道19号新山清路橋外橋梁補修工事」及び「R2国道20号東山橋外橋梁補修工事」については、公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)の試行を行うとともに、標準的な積算と実勢価格に乖離が生じていることが予想されること、また、受注者の円滑な工事施工体制の確保を図るため、以下(2)、(3)を試行し、併せて(4)、(5)を採用します。

    (1)「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」
     競争参加者が少数と見込まれ、技術難易度が比較的低い工事について対象工事ごとに技術資料収集に係る公示資料の交付を受けて、競争参加希望者が参加表明確認申請書及び技術資料(参加要件は企業のみとして技術者要件を求めない。)を提出し、指名基準による選定を行い、指名された競争参加希望者により総合評価落札方式で落札者を決定するものです。
     なお、総合評価は、災害活動実績を加算点としています。

    (2)「見積活用方式」
     本工事は、渡河部での施工となるため、作業ヤードに制限があり作業効率の低下が懸念されます。このため、入札者から見積の提出を求め、その価格の妥当性を検証のうえ、予定価格に反映する「見積活用方式」を採用します。
     見積を求める工種は、標準的な積算と乖離が予想される工種より選定しています。

    (3)「余裕期間制度」
     本工事は、発注者が示した工事完了期限までの間で、受注者は工事の始期及び終期を任意に設定できる「余裕期間制度」を採用します。

    (4)「難工事指定」
     本工事は、工事を適切に完成させた場合、その後の発注工事における総合評価項目「難工事施工実績評価対象工事(試行)」を加点対象とする「難工事指定」を採用します。

    (5)「施工箇所が点在する積算方法」
     本工事は、施工箇所が点在することから、建設機械を運搬する費用や交通規制等がそれぞれの箇所で発生するなど、積算額と実際にかかる費用に乖離が考えられることから、工事箇所毎に共通仮設費、現場管理費の算出を行う「施工箇所が点在する積算方法」を採用します。

  • 別紙・参考資料

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