2022年09月16日
甲府河川国道事務所
山梨県
中部横断自動車道(R3.8.29)開通後の整備効果
・東名・新東名や中央道が中部横断道で結ばれ、広域な地域間流動が増加
・中部横断道沿線企業の他県との取引企業数が増加するなど、地域産業が活性化
1.中部横断道の交通量の変化
○全線開通直前と比較して、交通量が最大約3倍に増加
2.交通流動の変化
○中部横断道が全線開通後、中部横断道を連続利用する車両が約1.7倍に増加
○国道52号の事前通行規制区間を迂回可能になるとともに、東京圏と中京圏間の走行経路数が増加することで、災害時等の通行止め時のリダンダンシーを確保
3.地域産業の活性化
○中部横断道沿線の製造業と他県との取引企業数が約1割増加し、売上高が約4割増加
4.清水港を活用した輸出の促進
○清水港や卸売市場の物流施設の整備が進み、山梨・長野産農産物の輸出拡大が期待
○中部横断道沿線に立地した物流センターにより、医療用機器の輸出拡大が期待
5.観光の活性化
○全線開通により峡南地域への来訪者数が大幅に増加
6.救急医療支援の向上
○中部横断道の開通により、重篤患者に対する救急医療や周産期医療を支援