2022年12月23日
北首都国道事務所
北首都国道事務所発注の国道4号東埼玉道路に関する工事発注において、不調不落対策として、「余裕期間制度(任意着手方式)」及び「難工事指定」を採⽤します。併せて「R4国道4号東埼玉道路(専⽤部)八潮地区改良その4工事」において「CCUS活用推奨モデル工事」を試行します。
工事発注において、予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札の取りやめや不調が予測される工事について不調不落対策を試行しております。
今回、北首都国道事務所において発注する下記対象工事について、以下の不調不落対策を試行・採用します。また、下記1.の工事が建設キャリアアップシステム活⽤推奨モデル工事の対象となります。
【対象工事】
1.R4国道4号東埼玉道路(専用部)八潮地区改良その4工事(※):
【不調不落対策】 (1)、(2)
2.R4国道4号東埼玉道路松伏地区改良その6工事:
【不調不落対策】 (1)
3.R4国道4号東埼玉道路松伏地区改良その7工事:
【不調不落対策】 (1)
工事概要及びスケジュールは次頁以降をご覧ください。
(1)余裕期間制度(任意着手方式)
受注者の円滑な工事施工体制の確保を図るため、事前に建設資材、労働者確保等の準備を行うことができる余裕期間を設定する制度です。発注者が示した着手期限までの間で、受注者は工事の始期を任意に設定することができます。余裕期間内は、主任(監理)技術者の配置は要しません。
(2)難工事指定
本工事は、中央分離帯内の狭隘なヤード内での施工となるため、厳しい安全管理が必要となることから「難工事指定」を採用します。
「難工事指定」された工事は、完成時に70点以上の工事成績評定を通知された場合、今後発注される「難工事施工実績評価対象工事(試行)」の総合評価の評価項目において加点対象となります。
※建設キャリアアップシステム
受注者が建設キャリアアップシステム(CCUS)の活用の取組を希望した場合に指標毎の目標基準の達成状況に応じて工事成績評定点に加点を行う「CCUS活用推奨モデル工事」を試行します。今回の試行は、埼玉県建設業協会から試行の要望を受け実施するものです