2022年01月14日
北首都国道事務所
昨今、工事発注において予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札のとりやめや不調が予想される工事について不調・不落対策を試行・採用しております。
今回発注する「R3国道298号CCTV設備設置工事」は、以下について試行・採用します。
【不調・不絡対策の採用】
(1)「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」
競争参加者が少数と見込まれ、技術難易度が比較的低い工事について対象工事ごとに技術資料収集に係る公示資料の交付を受けて、競争参加希望者が参加表明確認申請書及び技術資料(参加要件は企業のみとして技術者要件を求めない。)を提出し、指名基準による選定を行い、指名された競争参加希望者により総合評価落札方式で落札者を決定するものです。
なお、総合評価は、災害活動実績を加算点としています。
(2)「施工箇所が点在する工事の積算」
本工事は、施工箇所が点在するため、建設機械を運搬する費用や交通規制等がそれぞれの箇所で発生するなど、積算額と実際にかかる費用に乖離が考えられることから、箇所毎に共通仮設費、現場管理費の算出を行う「施工箇所が点在する工事の積算」を採用します。
(3)「配置予定技術者の専任を要しない期間」
現場施工に着手するまでの期間(現場事務所の設置、資機材の搬入又は仮設工事等が開始されるまでの期間)については、競争参加資格確認申請書の配置予定主任(監理)技術者の専任を要しないこととします。
(4)「余裕期間制度(任意着手方式)」
受注者の円滑な工事施工体制の確保を図るため、事前に建設資材、労働者確保等の準備を行うことができる制度です。(工事着手期限:令和4年4月1日(金)まで)
(5)「機器単体費の提示」
工場製作等に係わる機器単体費を歩掛見積参考資料に提示します。
(6)「世界的な半導体不足による工期延期等」
本工事は、半導体不足の影響で機器等の納期遅延により、工期内に工事が完成できない等、工期の延伸が必要な場合には、工事の一時中止等の適切な措置を行い工期延伸を実施します。