2022年11月10日
霞ヶ浦河川事務所
工事発注において予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札のとりやめや不調が予想される工事について不調・不落対策を試行、採用しております。
今回発注する「R4常陸川水門操作制御設備修繕工事」は(1)、(3)を試行し、(2)を採用します。
(1)公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)
競争参加者が少数と見込まれ、技術的難易度が比較的低い工事について対象工事ごとに技術資料収集に係る公示資料の交付を受けて、競争参加希望者が参加表明申請書及び技術資料(参加要件は企業のみとして技術者要件を求めない。)を提出し、指名基準による選定を行い、指名された競争参加希望者により総合評価落札方式で落札者を決定するものです。
なお、総合評価は、災害活動実績及び賃上げの実施を加算点としています。
(2)「世界的な半導体不足による工期延期等について」
本工事は、半導体不足の影響で機器等の納期遅延により、工期内に工事が完成できない等、工期の延長が必要な場合には、工事の一時中止等の適切な措置を行い工期延期を実施します。
(3)余裕期間制度(フレックス方式)
本工事は、受注者の円滑な工事施工体制の確保を図るため、事前に建設資材、労働者確保等の準備を行うことができる余裕期間を設定した工事であり、契約時に令和5年12月15日までの間で、受注者は工事の始期及び終期を任意に設定することができます。
なお、工事の始期までの余裕期間内は監理技術者等の配置が不要になります。