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記者発表資料

2022年06月16日

  • R3水戸国道管内交通安全対策工事において、「見積活用方式」を試行、「地域防災担い手確保型」「余裕期間制度(フレックス方式)」「難工事指定」「施工箇所が点在する工事の積算」を採用します。

    常陸河川国道事務所

     工事発注において、予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札の取りやめや不調が予測される工事について不調・不落対策を試行しております。
     今回発注する「R3水戸国道管内交通安全対策工事」について、以下のとおり不調・不落対策を試行・採用します。

    (1)「見積活用方式」
     本工事は、市街地で大型商業施設等に接する歩道を規制して狭隘なヤード内での作業となるため、作業効率が低下することが懸念されます。このため、入札者からの見積提出を求め、その価格の妥当性を検証の上、予定価格に反映する「見積活用方式」を試行します。見積を求める工種は、標準的な積算と乖離が予定される工種より選定しています。

    (2)「地域防災担い手確保型」
     企業における防災に係わる取組態勢・活動実績等を評価します。

    (3)「余裕期間制度(フレックス方式)」
     受注者の円滑な工事施工体制の確保を図るため、事前に建設資材、労働者確保等の準備を行うことができる余裕期間を設定する制度です。

    (4)「難工事指定」
     工事を適切に完成させた場合、その後の発注工事における総合評価項目「難工事施工実績評価対象工事(試行)」を加点対象とする「難工事指定」を採用します。

    (5)「施工箇所が点在する工事の積算」
     施工箇所が点在することから、建設機械を運搬する費用や交通規制等がそれぞれの箇所で発生するなど、積算額と実際にかかる費用に乖離が考えられることから、箇所毎に共通仮設費、現場管理費の算出を行う「施工箇所が点在する工事の積算」を採用します。

  • 別紙・参考資料

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