2022年06月10日
常陸河川国道事務所
工事発注において、入札参加者がいないことなどを理由として、入札・契約手続きのとりやめや不調が予測される工事について、不調不落対策を試行しています。
今回発注する「R4常陸河川国道管内CCTV設備更新工事」、「R4常陸河川国道管内直流電源装置更新工事」については、以下のとおり試行、採用します。
(1)「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」の試行
競争参加者が少数と見込まれ、技術難易度が比較的低い工事について対象工事ごとに技術資料収集に係る公示資料の交付を受けて、競争参加希望者が参加表明確認申請書及び技術資料(参加要件は企業のみとして技術者要件を求めない。)を提出し、指名基準による選定を行い、指名された競争参加希望者により総合評価落札方式で落札者を決定するものです。
なお、総合評価は、災害活動実績を加算点としています。
(2)余裕期間制度(任意着手方式)
本工事は、受注者の円滑な工事施工体制の確保を図るため、事前に建設資材、労働者確保等の準備を行うことができる余裕期間を設定した工事であり、契約日から工事着手期限(令和4年8月27日)までの期間において、受注者は任意に工事着手日を設定することができます。
なお、工事の始期までの余裕期間内は、監理技術者等の配置が不要となります。
(3)「世界的な半導体不足による工期延期等について」
本工事は、半導体不足の影響で機器等の納期遅延により、工期内に工事が完成出来ない等、工期の延長が必要な場合には、工事の一時中止等の適切な措置を行い工期延期を実施します。
(4)機器単体費の提示
本工事は、CCTV設備及び直流電源装置に係わる機器単体費を歩掛見積参考資料に提示することを試行します。