2022年01月21日
荒川上流河川事務所
本工事の発注において、予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札のとりやめや不調が予測される工事について不調不落対策を図るため、今回発注する工事は、以下の(1)の試行及び、(2)を採用します。
また一定の条件を満たせば次回の総合評価においてインセンティブ付与が可能となる以下の(3)を採用しています。
(1)「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」の試行」
競争参加者が少数と見込まれ、技術難易度が比較的低い工事について、対象工事ごとに技術資料収集に係る公示資料の交付を受けて、競争参加希望者が参加表明確認申請書及び技術資料(参加要件は企業のみとして技術者要件を求めない。)を提出し、指名基準により選定を行い、指名された競争参加希望者により総合評価落札方式で落札者を決定するものです。
なお、総合評価は、災害活動実績を加算点としています。
(2)「余裕期間設定工事」
本工事は、受注者の円滑な工事施工体制の確保を図るため、事前に建設資材、労働者確保等の準備を行うことができる余裕期間を設定した工事です。
(3)「難工事指定工事」【今後の発注工事で技術力を評価】
本工事は、「難工事指定工事」であり、工事を適切に完成させた場合、その後の発注工事における総合評価項目「難工事施工実績評価対象工事(試行)」が加点対象となります。
(その他)出水期間中の施工について
本工事は、作業員、仮設物・資機材等の退避及び流出防止による適切な防災措置を講じる事により出水期間中(6月1日~10月31日)の施工が一部可能です。