2022年06月14日
荒川下流河川事務所
荒川下流河川事務所では、令和3年4月に「荒川DX勉強会」を立ち上げ、建設関連団体、橋梁管理者、有識者等のメンバーと共に議論を積み重ねて、先行的に三次元河川管内図プラットフォームを整備・公開してきました。このたび、荒川DX勉強会やこれまでの検討結果をふまえ、河川管理者及び荒川に関わるあらゆる関係者の働き方の変容や、安全・安心で豊かな生活を実現するために必要なデジタルツインの構築の基本的な考え方をとりまとめ、「荒川デジタルツイン構築運用方針」として策定、全国で初めて公開します。また、本運用方針に基づき、業務や工事において受注者様に求める必要な事項は「荒川デジタルツイン構築のためのリクワイヤメント(要求書)」に記載しており、令和4年7月1日以降に荒川下流河川事務所において公告する業務・工事に適用します。
<荒川デジタルツイン構築運用方針の構成> | |
1.はじめに | 本運用方針の位置付けや用語の定義を記載しています。 |
2.河川管理のDX | 河川管理のDXの背景、DXの目指すゴールを記載しています。 |
3.デジタルツインによる河川管理 | デジタルツインによりどのようなことが実現できるか、三次元河川管内図プラットフォームにより今まで実施してきたことを記載しています。 |
4.デジタルツインに必要なデータの整備 | デジタルツイン構築のために必要なデータ整備やBIM/CIMモデルのデータ整備の考え方を記載しています。 |
5.オープンデータ | あらゆる関係分野のDXのためにはオープンデータが必要であり、オープンデータの必要性や公開方法などを記載しています。 |
6.デジタルツイン実現のためのシステム構築 | デジタルツイン実現のための望ましいシステム構成や当面の姿を記載しています。 |
7.デジタルツイン実現のための人材育成 | 人材育成に関するこれまでと今後の取り組み事項を記載しています。 |
8.おわりに | これまでアジャイル開発手法を採用してDXに取り組んでおり、今後も引き続きアジャイルに見直しを行っていきます。 |
9.荒川DX勉強会 | 荒川DX勉強会の開催状況、メンバーを記載しています。 |
10.別添 | 本運用方針に基づき、業務や工事において受注者様に求める必要な事項をまとめたリクワイヤメント(要求書)などを添付しています。 |
<URL> https://www.ktr.mlit.go.jp/arage/arage00994.html