2021年12月09日
東京都北区
荒川下流河川事務所
近年、建設業界では、ICT施工、インフラ施設の維持管理、災害時の調査等の様々な場面において無人航空機(以下、「ドローン」という)の活用が期待されています。これまで航空法により、人口集中地区(荒川河川敷含む)でのドローンの飛行は制限されていました。
このたび、航空法施行規則が一部改正(※1)されたことで、係留により安全を確保すれば、航空法の許可を得ずにドローンを飛行させることが出来るようになったことから、その条件のもとでドローンを飛行させることが出来る、23区内初の公共機関が設置する屋外飛行訓練場「ドローンテストフィールド」を、荒川河川敷に開設します。
この社会実験は、都市部におけるドローン訓練場所の需要や荒川の水辺空間の観光需要等を把握することで、今後の荒川河川敷の活用方法について検討を行うものです。
今回ドローンテストフィールドの開設により、市場が拡大しているドローンを安全に飛行させるためのパイロット訓練場としての役割に加え、一般利用も可能とすることで観光の魅力も高まることを期待しています。
実施場所は、北区が荒川岩淵関緑地として利用している荒川河川敷を使用して、東京都北区、荒川下流河川事務所をはじめ、東京北区観光協会、バーベキュー場指定管理者が連携して行います。
また、開設するにあたり現地にて開所式を行います。
【ドローンテストフィールドの概要】
実施期間:
令和3年12月17日~令和4年2月26日(木、金、土のみ実施)
場所:
荒川岩淵関緑地バーベキュー広場
申し込みURL:
https://www.arakawaiwabuchi-bbq.jp/drone/
【開所式】
日時:
令和3年12月16日 14時から15時30分頃
場所:
荒川岩淵関緑地バーベキュー広場
※報道関係者の取材可能(詳細は本文資料(PDF)別紙参照)
(※1)航空法施行規則の一部改正の概要(令和3年9月24日)
航空法施行規則一部改正により、十分な強度を有する紐等で係留するなどの条件を満たした場合は、航空法の許可を受けることなく人口集中地区上空において無人航空機(ドローン等)を飛行させることができるようになりました。
https://www.mlit.go.jp/report/press/kouku10_hh_000201.html