沖ノ鳥島
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これからの沖ノ鳥島の管理
補修
沖ノ鳥島の護岸コンクリートは、平成2年から5年に完成し経年的に劣化しているほか、厳しい気象条件の影響により、多数のはく離、ひび割れなどが発生しています。
このような護岸の劣化を抑制し維持管理していくため、コンクリートの損傷についての調査や点検を行い、発見したひび割れの補修等を実施しています。護岸コンクリート部の劣化
クラック補修状況(注入工)
調査
沖ノ鳥島では、島の保全対策や今後の利活用検討のため、基礎的な調査・観測が行われています。
また、沖ノ鳥島は我が国唯一の熱帯気候であるとともに、太平洋の孤島で、陸地の影響をほとんど受けないという特色を活かし、日本のみならず国際的にも意義のある防災・学術の観点からさまざまな実験が実施されています。耐久性試験(金属材料や塗装、コンクリート部材などの耐久性試験)
生物調査 (魚類やサンゴなどの生物調査)