営繕
“営繕”とは、「建築物の営造と修繕」のことをいい、具体的には、建築物の新築、増築、改築、修繕及び模様替などの工事を指します。“営繕”という言葉は、中国の春秋・戦国時代(770BC~221BC)の晋(?~376BC)の頃からあったもので、わが国では、西暦701年に制定された「大宝律令」において用いられた古い言葉の一つです。当時は、建物のほか道路、橋梁、船などの営造及び修繕のことを表し、現在よりも広い意味で用いられていた言葉であるとされ、営繕を司る職を造営職、木工寮と称していました。
関東地方整備局の営繕部では、「官公庁施設の建設等に関する法律」に基づき、関東地方管内(東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県・長野県)にあるさまざまな国の建物(行政施設、教育、文化施設、医療、社会施設及び試験研究施設)の整備や保全を行っています。