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かんきょうほるもんぶっしつ
環境ホルモン物質とは、日本で使われている造語で正しくは「外因性内分泌攪乱化学物質」と表されます。本来、ホルモンは、体内で作られて生体機能の調節や制御といった働きをする物質ですが、環境ホルモン物質は、体外の環境中に存在して、体内に取り込まれると本来のホルモンと同じように働き、その正常な作用を妨げる作用があります。
内分泌撹乱作用をもつ疑いのある物質として、環境庁の「環境ホルモン戦略計画Speed’98(1998年5月版)」では67物質が示されていましたが、2000年11月版では、そのうちスチレン2量体・3量体とn−ブチルベンゼンの2物質が削除されました。
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