土のう羽口工(どのうはこうこう)
裏のり面の崩れを補強し、拡大を防ぐ。
主な使用資材 : 竹、土のう、二子縄
主な使用工具 : 一輪車、スコップ、掛矢、のこぎり
川裏側の堤防のり面に崩壊が生じた時、崩壊箇所に土のうを積み重ねて堤防の断面を補強し、それ以上ののり崩れやのり面の滑動を防止する工法です。土のうを小口並べに一層積んで「蛇腹編み」にし、その上に土砂を布いて踏みならします。順次半俵引きの勾配で土のうを積み上げ、内側に土砂をつめて踏み固めていきます。その際、蛇腹編みは土のうを固定させるために、目通し6~9cmの竹を用います。