河川防災情報
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浸水想定区域図・ハザードマップなど
漏水防止
表蓆張り工(防水シート使用)(おもてむしろばりこう)
堤防表のり面を蓆で被覆し、川表の崩れるのを防ぐ。 また吸い込み口をふさぎ透水を防ぐ。
主な使用資材 : 蓆(ビニールシート・合成繊維シート)、竹、杭、土のう、二子縄、 蓆吊縄、三子縄
主な使用工具 : 縫針、掛矢、ペンチ
水防工法の基本ともなる土のう(ビニール・合成繊維等)を多量に作る作業です。土のうにスコップで6~7杯の土砂を均等に入れて、袋の約7~8割までつめます。重さの目安は、およそ30~50kgです。つめ終えたら袋の端に出ている紐を引いて袋の口を絞ります。紐を2~3回まわして出口を上から下へ通し、引いて締めます。釜段工(かまだんこう)
漏水の噴出口を中心に土のうを積み、水の噴出を止める。
主な使用資材 : 土のう、鋼杭、ビニールシート、木杭、塩ビ管、土砂、二子縄
主な使用工具 : 掛矢、スコップ、モッコ
洪水時に堤防裏小段や堤内地に噴出する漏水の噴出口を中心に土のうを積み、水を貯え、川とその水圧との均衡を保つことにより水の噴出を防ぎます。月の輪工(つきのわこう)
裏のり部によりかかり半円形に積み土俵にする。
主な使用資材 : 土のう、鋼杭、ビニールシート、木杭、二子縄、塩化ビニールパイプ、 ビニールシート、土砂
主な使用工具 : 掛矢、スコップ、モッコ
土のうを積んで河川水位と漏水口との水位差を縮めて水の圧力を弱め、漏水口が拡大するのを防ぎ、堤防の決壊を未然に防ぎます。