地域との連携
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綾瀬川清流ルネッサンス
沿川自治体の取り組み
河川浄化に向けた蓮田市の取り組み
小・中学生合同環境学習発表会
「環境」や「河川」等をテーマとした総合的な学習の時間の取り組みとして、黒浜中学校の1年生と黒浜小学校の5年生による環境学習合同授業が行われました。中学生が講師役となり、平成18年度の研究活動の様子や調べてわかったことなどを小学生の前で発表しました。振り返りとして、発表内容をクイズ形式で出題し、正解者には、手づくりのご褒美シールが配られました。「環境」や「河川」に対する中学生の問題意識が、小学生にも伝えられ、自分たちにできる行動を考える良いきっかけとなったと思います。
合併処理浄化槽の水質検査
県東部環境管理事務所と連携して、合併処理浄化槽の点検を行いました。平成17年度に合併処理浄化槽を新たに設置した家庭にご協力をいただき、処理水の水質調査を実施するなど、浄化槽の管理状況を確認しました。浄化槽の機能が低下したまま放置すると処理水が悪化し、そのような水が川に放流されると重大な汚染原因となることから、定期的な点検をお願いしてきました。
綾瀬川「川の学習会」
「ふるさとの川・綾瀬川の良さに気づき、綾瀬川が大好きな子どもたち」をテーマに、市内の河川浄化団体のメンバーが中心となって、蓮田北小学校の5年生を対象に綾瀬川での「水質調査」、「生物調査」などを行いました。パックテストでpHとCODを調べたり、セルビンやタモ網を使って魚を捕まえて観察しました。普段は見過ごしている綾瀬川の良さに気づき、伝統を守る地域の人々とふれあう中で、子どもたちの調べる力や考える力を育てる「川の学習会」となりました。
水環境モニター制度
綾瀬川の各橋を調査ポイントとして、現在7名3団体の市民が、ボランティアで月に1回、簡易水質調査及び川の様子の観察を行っております。また、モニター間の情報交換と連携を目的に、定期的に交流会を開催しております。交流会では川に対する思いや意見が活発に交わされており、平成18年度はメンバーで綾瀬川に注ぐ排水路の見学・水質調査も行いました。