河川防災情報
-
浸水想定区域図・ハザードマップなど
治水施設
治水施設の整備と浸水被害の推移
これまでに大雨によって浸水被害を何度も受けてきました。しかし、治水施設の整備が進むことによって徐々に被害が減少しています。
綾瀬川放水路・八潮排水機場
八潮排水機場
綾瀬川放水路
中川と綾瀬川を結ぶ全長約4kmの放水路で、綾瀬川の洪水の一部を中川に排水します。
平成10年にはポンプ規模(※)毎秒100m3までの整備が完了しています。(計画:毎秒150m3)首都圏外郭放水路
第3工区トンネル
庄和排水機場
国道16号の地下50mに建設している全長約6.3kmの地下放水路で、大落古利根川、倉松川、中川などの洪水の一部を江戸川に排水します。平成14年度より江戸川~倉松川の区間で、ポンプ規模(※)毎秒100m³で試験通水をしました。
※毎秒100m3:25mプールが3秒で満杯になります。都圏外郭放水路は中川、倉松川、大落古利根川等の各河川の洪水を地下放水路に取り込み江戸川に排水することによって、中川中流域の浸水被害を大幅に軽減するものです。
試験通水を実施した平成14年には倉松川流域(幸手市緑台2丁目地先など)で大きな被害を出した平成12の降雨と同規模の降雨にもかかわらず、上のグラフのように浸水面積が大きく軽減されるなど効果を発揮しています。
平成14年6月の試験通水から平成28年10月までに21,678万m3(50mプールで換算すると約144,520杯分)の洪水を江戸川に排水しました。
中川・綾瀬川流域は、都県及び流域自治体の河川対策や流域対策等、総合治水対策により、浸水被害の軽減を図っています。
※50mプールの容積(換算)50m×25×1.2m=1,500m3/杯分