地域との連携
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三市盛土対策連絡協議会
概要
中川右岸(埼玉県八潮市、草加市、越谷市地先)の河川と堤防に挟まれた土地は、堤外河川保全区域といい、遊水地域の機能を持たせる等、河川を保全するために重要な土地となっています。
これらの土地は民有地であり、そのほとんどが農地として使用されていますが、農地改良のための盛土許可申請の増加や不法盛土、大量の産業廃棄物・建設残土の不法投棄が後を絶たない状態となっていました。
そのため、今後もこのような問題が多々発生する恐れがあることから、関係機関の協力を得て昭和59年10月9日「三市盛土対策連絡協議会」を発足し、一定の盛土量、高さ等の規制基準を設け対処することとなりました。
三市盛土対策連絡協議会は、八潮市、草加市、越谷市の行政区域における遊水地域の機能及び河川の機能の保全の重要性に鑑み、宅地構成、農地改良のための盛土の適正化並びに建設残土等の不法投棄の防止について、関係機関の連絡調整をとり、的確な行政措置を図ることを目的としています。
テーマ
・関係法令等に基づく行政措置に関すること。
・不法行為の監視、取締りに関すること。
・情報交換、連絡調整に関すること。
・盛土量の規制に関すること。
・合同巡視に関すること。構成
八潮市、草加市、越谷市、八潮市農業委員会、草加市農業委員会、越谷市農業委員会、草加警察署、越谷警察署、埼玉県東部環境管理事務所、春日部農林振興センター、さいたま農林振興センター、越谷県土整備事務所、江戸川河川事務所
※盛土許可量
盛土許可量については、毎年行われる三市盛土対策連絡協議会により決定しますので、各市農業委員会にお問い合わせ下さい。