霞ヶ浦導水事業の概要
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那珂導水路
那珂導水路(長さ約43km)は、那珂川と霞ヶ浦をつなぎ、深さ約20~50mの地中に造られています。
那珂機場
那珂機場は、那珂川から霞ヶ浦へ水を送る施設です。
那珂川の水を霞ヶ浦および桜川へ送り、また霞ヶ浦の水を那珂川へ送ります。 水戸市渡里町地先の那珂川沿いに、機場の建物、沈砂池や導水用ポンプが設置されています。那珂樋管
那珂川からの水をこの施設をとおして霞ヶ浦へ送ります。
反対に、霞ヶ浦の水をこの施設をとおして那珂川へ送ります。桜機場
桜機場は、那珂川から送られた水を桜川へ流す施設です。
那珂川の水を地下に設置したポンプで汲み上げ、桜川に流します。水戸市河和田町地先の桜川沿いに、機場の建物及びポンプなどが設置されています。水戸トンネル
那珂導水路のうち、水戸市渡里町地先の那珂機場から水戸市河和田町地先の水戸立坑までの約6.8kmを結ぶ地下トンネルです。
那珂川から霞ヶ浦方向に最大15m3/s、霞ヶ浦から那珂川方向に最大11m3/sの水が行き来します。水戸トンネルは全区間が完成しています。石岡トンネル
那珂導水路のうち、水戸市河和田町地先の水戸立坑から石岡市三村干拓地先の高浜機場までの約24.7kmを結ぶ地下トンネルです。
那珂川から霞ヶ浦方向に最大15m3/s、霞ヶ浦から那珂川方向に最大11m3/sの水が行き来します。
石岡トンネル工区は6つの区間に分けて工事を計画しており、高浜機場-玉里立坑(第6工区)、上飯沼立坑-茨城立坑(第2工区)が完成しています。事業の進捗状況はこちら