霞ヶ浦導水事業の概要
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流況調整河川のしくみ
霞ヶ浦導水事業は、那珂川、霞ヶ浦、利根川を結ぶ流況調整河川を整備する事業です。
流況調整河川とは、流況(水量の季節的特性)が異なる2つ以上の河川を水路で結び、時期に応じて、水量に余裕のある河川から不足している河川に水を移動させ、それぞれの河川の流況を改善するものです。これにより河川の必要流量の確保、水の有効活用を行います。
那珂川または利根川の水量が多い時
那珂川または利根川の水が多い時、霞ヶ浦に水を送ることで、霞ヶ浦の水をきれいにします。また、那珂川から桜川に水を送ることにより、桜川の水をきれいにします。
那珂川の水が足りない時
那珂川の水が足りない時、利根川の水が多くあれば、那珂川に水を送ります。
利根川の水が足りない時
利根川の水が足りない時、那珂川の水が多くあれば、利根川へ水を送ります。