河川・河川敷の利用
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[河川・河川敷の利用への取り組み]
ミズベリング荒川下流便り
ミズベリング荒川下流便り
第1回ミズベリング荒川下流会議を開催しました!
荒川下流河川事務所では、東京大学工学系研究科の知花武佳准教授を座長にお迎えして、住民、企業、行政が連携し、賑わい、美しい景観、豊かな自然環境を備えた水辺空間を、まちづくりと創出するミズベリング荒川下流会議を立ち上げました。記念すべき第1回目を1月20日に開催しました。まちづくり、カフェ、ショッピング、ものづくり、メディア、観光、広報など様々な分野の企業で活躍されている方々をお招きして荒川を見ていただき、荒川下流域における賑わいを創出するためポイントに知花座長が迫りました。
ミズベリング荒川下流会議の中で、
・荒川の自然、オープンスペースなどの魅力を活かし、最低限のサポートで水辺の賑わいを出していくことが重要である。(ハイキング、サイクリング、マラソン、BBQ、ロケ地、防災機能のPRなど)
・地域の活動や歴史・文化がにじみ出す、魅力的な拠点づくりや仕掛けを行う必要がある。
・魅力的な拠点、活動の場を舟運や周辺のまちや駅と連携して、線としてつなげていくことも重要である。
といった話をしていただきました。集合写真
ミズベリング荒川下流会議に参加すると1個ハンコがもらえるスタンプカード
現状の荒川の良さを大事にしながら、もっと多くの人に荒川を知って親しんでもらえるよう、荒川下流でミズベリングの取組を継続して進めていきます。
荒川ロックゲート
会議の前に、みんなで荒川を散策しました。
荒川ロックゲートは、旧中川と荒川をつなぐ閘門です。荒川と旧中川の水位差は、最大3m以上あり、荒川ロックゲートにより水位を調整し、水面の高さが違う川でも舟が通航できるようにしています。荒川ロックゲートから下流をのぞむ
荒川ロックゲートのてっぺんから見た荒川です。
ダイヤモンド富士を撮影する人達
ロックゲートから,岩淵水門までは船で荒川とその周辺を見学しました。
その途中、芝川水門近くの荒川左岸側の堤防では、多くの人がカメラを構えてワクワクしながら集まっていました。ダイアモンド富士 2015.1.20
この日は偶然にもダイアモンド富士が見られたようです。
荒川にはいくつか富士山がよく見えるスポットがあります。旧岩淵水門
荒川下流河川事務所の近くにある大正13年に完成した旧岩淵水門(赤水門)です。
増水した荒川の水が隅田川へ流れ込まないようにする目的で作られましたが、今はその役目を岩淵水門(青水門)に引き継いでいます。
このような歴史のある川の施設をもっと多くの人に伝えていきたいです。