災害情報
日光砂防事務所風水害対策支部は、管内の雨量観測所において無降雨状態が続き、雨域も無く、今後新たな降雨が予想されず、また、管内で大きな被害の報告がなかったため、平成23年8月2日15時00分をもって風水害対策支部を解散する。
日光砂防管内の降雨は31日未明より小康状態となり、31日朝の工事現場の点検及び久次良地区の土石流危険渓流の点検の結果異常が認められず、工事用道路が流失した「奥鬼怒工事用道路」において、17時に応急復旧が完了したこと、今後まとまった雨量が予測されないことから、17時30分に注意体制に移行しました。
土石流危険渓流調査の結果、浄水場沢、社宅上沢、安良沢、社宅裏沢、空沢、野上沢、水の谷沢については、異常は認められませんでした。
本日10時より、日光久次良地区の土石流危険渓流調査を行います。
工事現場においては31日朝の点検の結果、異常はありませんでした。なお、奥鬼怒工事用道路工事では、流失した工事用道路の応急復旧に着手しています。
現在日光砂防事務所で実施している工事現場では、奥鬼怒工事用道路工事で仮設工事用道路が一部流失しましたが、それ以外の工事現場は、異常がありませんでした。
日光砂防事務所は、管内の久次良雨量観測所において避難基準雨量を超えたことから、平成23年7月30日1時40分に警戒体制に移行しました。
7月29日21時頃日光市川俣地先の奥鬼怒工事用道路(日光沢温泉の下流)において、仮設道路の盛土部分が流失していることが判明し、通行止めの措置をとりました。
日光砂防事務所は、局地的豪雨に伴い、基準雨量観測所(久次良観測所)において警戒基準雨量に達したため、平成23年7月29日19時00分に日光砂防事務所風水害対策支部を設置し「注意体制」に入りました。