関東地方整備局河川水質事故災害対策本部は、ホルムアルデヒド検出により注意体制に入っていましたが、原因の推定がなされたことから、平成24年6月7日18時00分に河川水質事故災害対策本部を廃止し、注意体制を解除します。
関東地方整備局は、平成24年5月24日15時00分に河川水質事故災害対策本部を警戒体制から、注意体制に移行しました。
渡良瀬貯水池からの緊急放流と北千葉導水路からの緊急導水を停止し、藤原ダムからの緊急放流を継続していたが、流量が低減した現時点においても、埼玉県が実施している行田浄水場取水口地点(原水)の水質調査結果が低い値で継続していることや新たな取水障害も発生していないことから、藤原ダムからの緊急放流を停止するとともに武蔵水路の導水を再開したため。
現在、渡良瀬貯水池からの緊急放流と北千葉導水路からの緊急導水を停止し、藤原ダムからの緊急放流(毎秒100立方メートル)を継続しておりましたが、古戸地点(群馬県太田市)の流量が毎秒約205立方メートル(24日12時点)、野田地点(千葉県野田市)の流量が毎秒約96立方メートル(24日12時点)まで低減しました。流量が低減した現時点においても、埼玉県が実施している行田浄水場取水口地点(原水)の水質調査結果*が低い値で継続していることや新たな取水障害も発生していないことから、藤原ダムからの緊急放流を停止するとともに武蔵水路の導水を再開します。
*ホルムアルデヒド
1.緊急放流等変更日時
(藤原ダム放流停止、武蔵水路導水再開)
平成24年5月24日(木) 15時00分
2.緊急放流量
最大放流量
藤原ダム毎秒100立方メートル から 放流停止
3.導水量
最大導水量
武蔵水路毎秒0立方メートル から 毎秒15立方メートル
現在、藤原ダムからの緊急放流は、昨日の17 時より毎秒260立方メートルから毎秒100立方メートルに減量しており、古戸地点(群馬県太田市)の流量が約毎秒400立方メートル(23 日1 時点)から約毎秒230立方メートル(23 日12 時点)まで低減しました。
流量が低減した現時点においても、埼玉県が実施している行田浄水場取水口地点(原水)の水質調査結果(*)が低い値で継続していることや新たな取水障害も発生していないことから、北千葉導水路及び渡良瀬貯水池からの緊急放流を停止いたします。
なお、藤原ダムからの緊急放流及び武蔵水路の導水停止は継続します。
(*)ホルムアルデヒド
1.放流変更日時
北千葉導水路、渡良瀬貯水池放流停止 平成24 年5 月23 日(水)18 時30 分
2.放流量
最大放流量
藤原ダム 毎秒100立方メートル(継続中)
北千葉導水路 毎秒 14立方メートル(放流停止)
渡良瀬貯水池 毎秒 20立方メートル(放流停止)
北千葉導水路、渡良瀬貯水池からの緊急放流及び武蔵水路の導水停止に加え茨城県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都の要請に基づき、藤原ダムから放流量の増大を行ってきました。
このたび、野田市上花輪浄水場からの給水が開始されたことが確認されたので藤原ダム及び渡良瀬貯水池からの緊急放流を減量いたします。
なお、北千葉導水路からの緊急放流及び武蔵水路の導水停止は継続中です。
1.放流開始日時
藤原ダム減量 平成24年5月22日(火)17時
2.放流量
最大放流量
藤原ダム 毎秒260立方メートル から 毎秒100立方メートル に減量
北千葉導水路 毎秒 14立方メートル(継続中)
渡良瀬貯水池 毎秒 80立方メートル から 毎秒 20立方メートル に減量
水道水の取水障害対応として茨城県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都の要請により、藤原ダムからの放流量を増量します。
また、北千葉導水路、渡良瀬貯水池からの緊急放流を継続中です。
1.放流開始日時
藤原ダム増量 平成24年5月20日(日)23時頃を予定
2.放流量
最大放流量
藤原ダム 毎秒100立方メートル から 毎秒260立方メートル に増量
北千葉導水路 毎秒14立方メートル(継続中)
渡良瀬貯水池 毎秒80立方メートル(継続中)
東京都水道局の三郷浄水場での取水障害に対応するため、北千葉導水路及び渡良瀬貯水池からの緊急放流を再開することとしました。現在、準備中であり、平成24年5月20日14時頃より緊急放流を開始する予定です。
最大放流量
北千葉導水路 毎秒14立方メートル
渡良瀬貯水池 毎秒80立方メートル
利根川・江戸川における水道水の取水障害については、全ての水道事業者の断水が解除されましたので、これまでダム等により実施してきた緊急放流を減量いたします。
平成24年5月20日4時より、渡良瀬貯水池からの緊急放流を停止し、北千葉導水路による緊急導水も停止します。また、薗原ダムからの放流量は発電に必要な量まで、藤原ダムからの放流量は毎秒100立方メートルまで減量するための操作を開始します。
なお、武蔵水路については、現状の導水停止を継続いたします。
江戸川における水道水の取水障害に対応するため、原因となっている有害物質の濃度を薄め、また、下流へ押し流すことを目的として、平成24年5月19日18時現在、渡良瀬貯水池より利根川へ毎秒68立方メートル、薗原ダムより利根川へ毎秒31立方メートル、藤原ダムより利根川へ毎秒177立方メートルの緊急放流を実施しています。また、北千葉導水路により利根川から江戸川へ毎秒14立方メートルの緊急導水を実施しています。
さらに、武蔵水路による利根川から荒川への毎秒15立方メートルの導水は停止しております。
関東地方整備局は、管内の1支部(江戸川河川支部)がホルムアルデヒド検出に伴う野田市浄水場の給水停止により、警戒体制から非常体制へ移行したことから、平成24年5月19日11時00分に河川水質事故災害対策本部を注意体制から、警戒体制に移行しました。
江戸川における水道水の取水障害に対応するため、北千葉導水路により利根川から江戸川へ毎秒16立方メートルの緊急導水を開始するとともに、利根川から荒川へ導水している武蔵水路(水資源機構管理)の導水を停止しました。
利根川・江戸川における水道水の取水障害に対応するため、薗原・下久保ダムから緊急放流を開始するとともに、渡良瀬貯水池からの放流量を増量します。
江戸川における水道水の取水障害に対応するため、渡良瀬貯水池から緊急放流を開始しました。
関東地方整備局は、管内の1支部(利根川上流支部)がホルムアルデヒド検出に伴う野田市浄水場の取水停止により警戒体制に入ったことから、平成24年5月18日18時00分に河川水質事故災害対策本部を設置し、注意体制に入りました。