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道路

社会資本整備

  • 首都圏3環状道路

    3環状の必要性

    環状道路の機能と効果

    環状道路とは・・・
    都心の中心地域から、市街地へ、さらに周辺都市に向かって放射状に延びた道路をリング状に連絡する道路のことを環状道路と言います。
    他の道路とリンクすることで、交通の分散導入を促し、スムーズな交通を実現します。

    【機能1】通過交通の都心部への流入を抑制

    都心部に用のない通過するだけの交通の流入を抑制し、混雑を緩和します。

    【機能1】通過交通の都心部への流入を抑制

    【機能2】郊外から都心部への交通を分散導入

    郊外から都心部へ流入する交通を分散導入させることにより、交通の円滑化を図ります。

    【機能2】郊外から都心部への交通を分散導入

    【機能3】周辺地域間のスムーズな移動

    環状道路の整備によって、わざわざ遠回りすることなく、直接的に地域間の移動できるようになります。

    【機能3】周辺地域間のスムーズな移動

    【機能4】災害等における迂回路の確保

    災害や事故などで一部区間の不通があっても速やかに迂回することができます。

    【機能4】災害等における迂回路の確保

    環状道路が整備されると・・・

    環状道路の整備によって、都心に流入する自動車交通が減少すると、混雑していた都心部の都市機能を再生できるようになります。
    同時に、周辺の核都市間の交流が活発化し、都市圏の構造再編を促します。また、物流拠点が環状道路と放射道路の交点に配されることで、物流システムが効率化でき、都市物流の劇的な変革が可能になります。

    環状道路が整備されると・・・

    防災面でも効果を発揮

    首都圏においては、マグニチュード7クラスの首都直下型地震が、今後30年以内に70%の確率で発生すると推定されています。道路管理者と関係機関は、首都直下地震に備え、都心に向けた八方向(東名高速、中央道、関越道、東北道、常磐道、東関東道、アクアライン、横羽線)を優先啓開ルートに設定(八方向作戦)していますが、3環状道路により、リダンダンシー(交通ネットワークの多重化や迂回路の確保)が強化されれば、放射道路が寸断しても都心への到達経路が確保可能となります。

    防災面でも効果を発揮

    都心南部直下の地震の震度分布(M7クラス)
    (出典:首都直下型地震の被害想定と対策について最終報告))

     

    3環状整備道路によるリダンダンシーの強化

     

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