ホーム > 河川 > 防災 > 渇水 > 渇水はなぜ起こる > 渇水がおこる原因
河川

防災

  • 渇水

    渇水はなぜ起こる

    渇水がおこる原因

     水は天からの恵みもの。渇水になるのは、雨の降らない異常気象が原因なのでしょうか。たしかにそれも一因ですが………渇水が起こるには、もっと他のいろいろな原因があります。

    渇水が発生する原因には次のようなものがあります。

    渇水が起こる原因
    1. 季節に応じた雨や雪が降らないことがあります。
    2. 雨はすぐ海に流れてしまいます。
    3. ダムは簡単には造れません。
    4. 人が集まりたくさんの水を使っています。

    1梅雨や台風、雪に依存している水資源、近年はその雨も減少しています。

     雨は、梅雨期の6月にピークを迎え、台風シーズンである9〜10月に再び増加します。この6月と9〜10月の3ヶ月間で1年間の降雨の約4割を占めています。このように降雨が梅雨期と台風期に集中し、季節によって降雨量が大きく変動することは安定的な水利用を難しくしています。また、空梅雨であったり、台風が少なかったり、また暖冬で雪が少なかったりすると、とたんに水不足となります。
     さらに、長期的に見ると降雨がだんだん減少する傾向にあり、夏冬通じて渇水が起こりやすくなっています。

    年降雨量の変化 年降雨量の変化

    2勾配が急で長さの短い日本の川。降った雨はすぐに海に流れてしまいます。

     島国で国土の狭い日本の河川は、外国の河川と比べると勾配が急で、長さも短く、このため川の流れが速く、水は短時間で海に達してしまいます。地形的にみて、降った雨を水資源として安定的に確保することは難しいのです。

    河川の勾配(縦断面曲線) 河川の勾配(縦断面曲線)

    3ダムを造るには時間がかかります。

    水資源開発条件
    地形的・地質的な要因から建設地が限られてしまいます。現在ではその適地が少なくなってきたことに加え、ダム建設によって水没する地域や人への影響、自然環境への配慮から、ダムの建設には長い年月がかかるようになっています。必要だからといってすぐにはできないのがダムなのです。

    ダムの調査、建設期間 ダムの調査、建設期間

    4首都圏では、人口の集中によって水の需要も高まっています。

    社会・経済条件
     人口・産業の集中する首都圏では、埼玉、千葉、神奈川、茨城南部で依然として人口が増加する傾向にあります。
     また、水の利用のうち、農業用水や工業用水の使用量は横ばい状態ですが、生活用水は、核家族化・ライフスタイルの変化などにより増え続けています。

    首都圏の人口と1人当たり1日の水使用量 首都圏の人口と1人当たり1日の水使用量
国土交通省 関東地方整備局 所在地 〒330-9724 埼玉県さいたま市中央区新都心2-1 さいたま新都心合同庁舎2号館電話:048(601)3151 FAX:048(600)1369