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国道20 号新笹子トンネル改修技術検討会(国道20号新笹子トンネル観音橋梁技術検討会)
【検討会の目的】
学識経験者から技術的な助言を得て、国道20号新笹子トンネルの老朽化対策及び活用方針、新設トンネル・新設橋梁の整備方針等について検討を行うものである。
また、新設トンネルの設計・施工・維持管理の各段階で生じた技術的課題に対して、検討会での技術的助言を諮問するものである。【委員構成】
学識経験者、道路管理者等
委員名簿[PDF:36KB]
【開催状況】
第1回委員会 平成26年3月 (持ち回り説明)
事務局からの主な説明内容
・現状の課題(トンネル老朽化、断面不足による背高コンテナ車の通行不能、歩行者・自転車の通行危険)及び対策方針・ルート案(新笹子トンネルは西側に新設トンネルを整備、観音トンネルについては、新設橋梁を整備)について説明
委員からの主なご意見
・新笹子トンネルについては、新設トンネル、観音トンネルについては、新設橋梁による整備が妥当である
・既設トンネルが何本かあるが、地下水の影響について地質調査等で確認を行ったほうがよい(新笹子トンネル)
第2回委員会 平成27年11月~12月 (持ち回り説明)
事務局からの主な説明内容
・新笹子トンネルの整備方針(既設トンネルを避難路として活用)について説明
・観音トンネルについては関係機関協議、橋梁形式の検討中であることについて説明
委員からの主なご意見
・既設新笹子トンネルを避難路として活用することが妥当である(新笹子トンネル)
・掘削ずり処理において地山の化学的性質(重金属など)について調べておくことが重要(新笹子トンネル)
第3回委員会 平成28年10月~11月 (個別持ち回り説明)
事務局からの主な説明内容
・新笹子トンネルの地山分類(良好・硬質な岩盤)、地山の化学的性質(重金属等の溶出が確認されていない)等について、確認結果を報告
・現在の新笹子トンネルの老朽化(材質劣化、漏水)を踏まえ、長寿命化に向けた取組案について説明
・観音トンネルの新設橋梁形式(急峻な地形における橋脚設置可能箇所から比較検討より、PC3径間連続箱桁(変則)ラーメン橋を採用)について説明
委員からの主なご意見
・良好・硬質な岩盤のため、掘りづらい地質になるものと予想される(新笹子トンネル)
・長寿命化に向けた覆工の取組については、基本的留意事項に加え、更なる高品質化のための提案事項を整理すること(新笹子トンネル)
・変則曲線橋となることから耐震性能の評価について確認を行うこと(観音トンネル)