東埼玉道路は、埼玉県八潮市(外環道)を起点に埼玉県春日部市(国道16号)に至る延長約17.6kmの地域高規格道路で、東北自動車道や常磐自動車道などの高規格幹線道路を補完するとともに、国道4号の交通混雑の緩和や東埼玉道路沿線の開発事業を支援する幹線道路です。 東埼玉道路は、自動車専用部(地域高規格道路)と一般部(国道4号)が併設する構造となっており、このうち、当事務所では一般部全線(平成17年3月までに延長約5.7km開通)の事業を担当しております。
越谷レイクタウン(H21.3)
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埼玉県では7割の渋滞が全体の2割の区間に集中しています。中でも国道4号と国道463号の交差点である神明町・神明町北は「埼玉県移動性見える化プラン」において要対策区間に選定されています。また渋滞による損失は年間で約288万時間、約103億円に上ります。
既に開通している東埼玉道路と並行する平方東京線の渋滞による損失時間は、年間約20万時間削減、渋滞損失額は年間約6億円削減しており、効果が現れています。また、東京外環道と交わる八潮八条交差点でも通過時間は約8割減少しています。