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記者発表資料

2021年02月24日

  • ポストコロナの社会に向け自転車通行空間の整備を加速します~東京23区内における自転車通行空間の整備計画を策定~

    道路部
    東京国道事務所

     自転車活用推進本部(本部長:国土交通大臣)では、自転車活用推進計画に基づき、自転車通勤等の促進に取り組んできたところです。
     また、ポストコロナの新しい生活様式も見据え、自転車利用者の増加への対応として、自転車通行空間の整備を推進する必要があります。
     そこで、東京国道事務所では、昨年7月に有識者の参画による「自転車通行空間整備計画検討会」を立ち上げ、今後概ね3年間における自転車通行空間の整備計画について検討して参りました。
     この度、整備計画を取りまとめましたのでお知らせします。

    <整備計画のポイント>
    ◆管理路線(延長約164キロメートル)のうち、直轄国道の放射軸路線(国道1・4・6・14・15・17・20・246・254・357号バイパス)を対象路線とする。
    ◆対象路線のうち、約104キロメートル※1において、交通の安全性・円滑性の向上を図るため、自転車通行空間の確保に取り組む。
    【実施内容】
    ・現状の道路状況等を踏まえ、車道上の自転車利用者の安全性と利便性向上を考慮し、連続的な自転車通行空間の整備が早期に可能な区間について、関係機関と協議した上で、今後概ね3年間で整備する。(整備延長:約60キロメートル想定)
    ・連続的な自転車通行空間の整備が困難な区間については、道路空間再配分の可能性の検討及び試行的な実施等、自転車通行空間のネットワーク形成に向けた取組を関係機関と協議しながら整備推進する。(本文資料(PDF)P4、5参照)
    ◆自転車通行空間の整備にあたっては、ICT技術(MMS測量)の活用等により、現地作業を最小限に抑え、測量データから図面等を作成し、作業の効率化を図る。
    ◆都や区とも連携し、自転車ネットワークの形成に向けた検討、協議、調整を進める。
    ※1)自転車通行空間が整備済みの区間、自転車通行規制区間、道路の拡幅事業等が進行中の区間を除く延長

    ○関連資料:「東京23区内における直轄国道の自転車通行空間の整備計画」
    (東京国道事務所ホームページ https://www.ktr.mlit.go.jp/toukoku/toukoku00177.html)

  • 別紙・参考資料

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