2021年09月30日
関東地方整備局
河川部
・昨日、東京2020オリンピック・パラリンピック渇水対策協議会(以下、「協議会」という。)の第6回協議会を開催し、渇水対応行動計画の実施・準備した対策について報告を行いました※。
・大会期間中は、関係機関の協力のもと、大会期間前に実施・準備した対策と天候にも恵まれたことにより、渇水リスクを回避し、首都圏へ安定的に水を供給することが出来ました。
・首都圏におけるダムの総利水容量は、前回(昭和39年)大会時、約3.3億立方メートルだったものが、今回(令和3年)大会時には約16.9億立方メートルと約5.1倍に増加しました。ダムや導水路等の広域的な水資源ネットワークの着実な整備と共に、ダム群の統合管理及び北千葉導水路等の下流利水施設との連携運用によるきめ細やかな低水管理を行うことにより、今後も安定的な水供給に貢献して参ります。
・また、気候変動等の影響により、今後渇水リスクの高まりが懸念されることから、本協議会の渇水対応行動計画の取り組み結果を踏まえ、関係都県等と議論し、利根川水系及び荒川水系において「渇水対応タイムライン」を策定して参ります。
※今回の協議会は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、「書面による議事」とさせていただきました。
※協議会ホームページ:https://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/river_shihon00000397.html