2022年08月10日
常陸河川国道事務所
霞ヶ浦導水工事事務所
茨城県土木部河川課
水戸市都市計画部公園緑地課
1.桜川(千波湖)の水質改善に向けたこれまでの取り組みと今回の試験通水の目的
桜川及び千波湖は、現在も夏季においてはアオコの発生による水面景観の悪化などが起こっており、水質改善が必要な状況です。昭和63年度からは渡里農業用水路を利用した那珂川からの暫定導水(毎秒最大約1.4立方メートル)や、平成19年度には河川事業による浄化対策や下水道事業等の流域対策など事業主体毎の水質改善方策を行政と流域住民が連携してとりまとめた行動計画(桜川清流ルネッサンスII)が策定され、以降計画を推進するなど、これまで各種の取組が進められています。また、令和元年7月からは那珂川の魚類迷入防止対策効果試験に合わせ那珂川から桜川への導水も実施しました。この度、霞ヶ浦導水事業による今後の本格運用に向けた準備として、那珂川から桜川(千波湖)への試験通水(計画最大導水量(毎秒約3立方メートル))を国土交通省、茨城県及び水戸市が連携して実施します。また、茨城県及び水戸市により工事を進めている千波湖導水施設の機能確認も行います。
2.試験通水の実施期間
令和4年8月16日(火)~令和4年8月28日(日)
令和4年9月 5日(月)~令和4年9月16日(金)
※那珂川の流量が少ない場合や大雨が予想される場合等は試験通水を中止する場合があります。
3.試験通水の概要
本文資料(PDF)別紙のとおり
※試験通水中は、桜川の水位が上昇する場合がありますのでご注意願います。