2021年06月28日
荒川下流河川事務所
荒川下流河川事務所では、三次元データを活用した河川管理を本格的に導入する取り組みを進めているところです。
今般、荒川下流管内においてバーチャル空間上にフィジカル空間の双子(デジタルツイン)を構築し、「Arakawa Digital Twin online」として公開します。この「Arakawa Digital Twin online」の3D河川モデルを活用することで河川管理のDXを推進し、荒川下流域においてあらゆる関係者が協働する流域治水やミズベ・グリーンコミュニティによるグリーンインフラを促進し、SDGs達成への貢献をしてまいります。
■公開する Arakawa Digital Twin online
当事務所において測量等により取得した点群データ等を基に、全管内の3D河川モデル(ジオメトリモデル)を構築しました。3D都市モデル(ProjectPLATEAU)も活用しています。今後、目的に合わせて様々なデータを重ね合わせた3D河川モデルを順次公開していく予定です。
○荒川3D洪水浸水想定区域図(下流域)(6月28日(月)公開)
当事務所において既に公開している「荒川水系荒川洪水浸水想定区域図」をシームレスな2Dマップと3Dマップとして表示するWEBアプリケーションです。お住まいの場所の洪水リスクを視覚的に理解することを支援します。
○荒川3D河川管内図(下流域)(7月5日(月)公開予定)
荒川に関する様々なデータをシームレスな3Dマップ上に一元的に表示するWEBアプリケーションです。3D河川管内図の公開は全国初です。国土地盤情報、河川環境データベースなどの既存のデータを重ね合わせることで荒川を詳しく知ることができます。
■公開URL
上記WEBアプリケーションの掲載URLは以下の通りです。スマートフォンからも見ることができます。
○荒川3D洪T/浸T/想定区域図(下流域)
https://experience.arcgis.com/experience/a14b9a7cee8943889babc2096f5a5fe7/