地域との連携
-
綾瀬川清流ルネッサンス
沿川自治体の取り組み
河川浄化に向けた鳩ヶ谷市の取り組み
河川浄化への道
私たちにとって日常生活に欠かせない水でありながら、普段何気なく使っている水も使用後に生活雑排水として、そのまま水路や河川に直接流してしまうと河川の汚染につながり、魚も棲めないような汚れた状況になりかねません。
私たちひとりひとりが自然環境を守るためにも、直接河川に汚れた水を流さないようにすることが必要です。
そのためにも、公共下水道の早期整備が望まれます。(1)下水道の整備
鳩ヶ谷市では、綾瀬川流域の下水道整備率が平成17年度末現在97.7%であり、平成21年度までに流域内整備率100%を目標に工事を進めています。近年の下水道普及率と水洗化率 年度 整備人口 下水道人口
（接続人口）水洗化人口
（普及率）H14年度 19､922人 17､621人 88.4% H15年度 20､063人 17､939人 89.4% H16年度 20､110人 18､395人 91.5% H17年度 20､110人 18､808人 93.5% 
(2)綾瀬川･芝川浄化導水
市内を流れる毛長川は、近年の宅地化により汚濁が進んでいましたが、河川浄化の目的で埼玉高速鉄道の建設に併せて浄化導水管が敷設され、平成15年7月末より、荒川から浄化導水(0.12m3/s)が江川に流入が開始されて、今では毛長川や江川も徐々にではありますが、透明度もよくなり、魚が泳ぐ光景が見られるようになっています。河川浄化への活動
(1)河川の清掃
綾瀬川清流ルネッサンス2地域協議会が主催するクリーン大作戦による､毛長川及び流域関連である見沼代用水流域9自治会からの参加者(約650名)及び市内建設協力会社5社の協力を得て､毎年10月末に毛長川､見沼代用水の一斉清掃を実施しています。
(2)水質調査
平成16年1月より、鳩ヶ谷私立八幡中学校科学部の顧問の先生を始めとする部員の皆さんに水質モニターになっていただき、学校を中心に毛長川の上流･下流の2箇所で水質調査を毎月1回行っています。
また、市でも環境管理課による毛長川の水質調査を毎月1回行っています。
