国土交通省 関東地方整備局
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昭和22年9月に私たちが暮らす関東に戦後最大の水害をもたらしたカスリーン台風。この台風の記録的な降雨によって、現在の埼玉県大利根町の利根川の堤防が破堤という事態に。この被害は埼玉県下にとどまらず、東京都葛飾区、江戸川区にまでに及び、この破堤による被害だけでも死者78名、負傷者1,506名、家屋浸水13万8,854戸にも及んだのです。当時の新聞には「関東一円の発電所30箇所で故障、東京都が暗黒の街に?」「常磐線の線路上に、避難民の町が誕生」「金町浄水場機能停止」などが報じられたそうです。