国道51号の工事において、鉄鋼スラグを擁壁の裏込め材に使用するなど、用途外で使用した鉄鋼スラグについて、撤去が完了しました。
2024年03月19日
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令和5年12月に、関東地方整備局千葉国道事務所が発注している国道51号成田拡幅の工事において、路盤に使用すべき鉄鋼スラグ※1を擁壁の裏込材などの用途外箇所で使用したことを確認しました。
発注者としては、受注者に対して注意を行うとともに、適切な材料の使用を指示しました。受注者からは、用途外箇所で使用した鉄鋼スラグについて撤去・再施工するとともに、材料取扱いに関する社内教育の徹底など再発防止に努めてまいりますとの回答がありました。
このたび、撤去が完了し、撤去後に土壌調査を実施した結果、関係法令※2に基づく基準以下であり、周辺環境への影響がないことを確認しました。
今後、適切な材料に置き換えるとともに、再発防止に努めてまいります。
※1 鉄鋼スラグ:鉄鋼製品の製造工程で生まれた副産物であり、リサイクル材として利用。
※2 関係法令:土壌汚染対策法、水質汚濁防止法 別紙・参考資料