完成施設の紹介
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横浜地方気象台
施設概要
建築名(施設名):横浜地方気象台
所在地:横浜市中区山手町99
構造・規模:(当初)RC造 地上3階建(地下1階)
(増築)RC造一部S造 地上2階建(地下2階)
建築延面積:(当初)720m2
(増築)1,540m2
工事完成年月:(当初)昭和2年(1927年)10月
(増築)平成19年(2007年)6月
整備概要
横浜地方気象台の前身である「神奈川県測候所」は横浜市の海岸通り付近にあったが、大正12年(1923年)の関東大震災で庁舎が倒壊し、昭和2年(1927年)に旧米国海軍病院跡地である現在地に再建された。昭和14年(1939年)には気象官署が国へ移管され「横浜測候所」と名称を変更し、昭和32年(1957年)に現名称になった。現在稼動している気象台庁舎としては国内で三番目に古い施設である。築80年を経て、歴史的・文化的価値を活かす改修と増築を行い、最新の機能をもつ施設になった。
既存庁舎は、横浜山手地区に特有なブラフ積みと呼ばれる石積み擁壁を含めて平成17年(2005年)に横浜市有形文化財に指定された。